呼吸器

慢性閉塞性肺疾患(COPD) 吸入療法

2019.02.01

 別名タバコ病といわれる病態で、かつて言われていた慢性気管支炎と肺気腫を合わせた概念です。ほぼタバコが原因で、細い気管支に炎症が起こって狭くなり、労作時の息切れや咳をきたして寿命特に健康寿命が縮む病気です。タバコによっておこる肺の疾患がCOPDであるわけですが、実はたばこは肺だけではなく全身に炎症を惹起することにより様々な病気を引き起こします。わかりやすい例では、血管に炎症を起こし動脈硬化を助長し、心筋梗塞などの血管疾患の原因となります。死因のかなり上位をしめるのがCOPDとその関連疾患となっています。要するにタバコに原因する病気でたくさんの人が死んでいます。

今回は、吸入薬によるCOPDの症状改善療法について学びました。どれも治療薬ではなく対症療法としての薬ですが、それでも薬を使っていれば息切れは改善できるようになりました。薬はLAMA、LABA、LAMA+LABA、さらにステロイド吸入薬(ICS)、またこれらの組み合わせがあり、海外ではLAMA+LABA+ICS3剤複合薬もあるそうです。これらの組み合わせがどのようなタイプのCOPDに良いのかについて勉強しました。また、COPDに喘息が合併した例などについても、病態と治療について勉強しました。

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