お知らせ

インフルエンザと肺炎球菌性肺炎

2019.10.29

 インフルエンザウイルスに感染すると肺炎になりやすいことが知られています。2018年に、全世界での感染者5億人、死者5000万人から1億人といわれたpandemicがありました。当時はウイルスは発見されておらず、インフルエンザ菌という細菌感染症と思われていたようです。なくなった人の肺組織を100年後に調べたところ、死因は主に細菌性肺炎であったことが分かりました。肺炎球菌感染症です。
 起動の粘膜には繊毛が生えており、病原体や老廃物はいつも口側に送られています。インフルエンザにかかるとこの繊毛の動きが悪くなり、細菌感染症にかかりやすくなるのです。さらに、肺炎球菌は厚い莢膜に覆われており、免疫作用から逃れてしまうことが少なくありません。感染数時間で菌血症になりうるのです。
 死に至る病から逃れるためにはまずインフルエンザワクチンが大切で、同時に肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスとプレベナー)ワクチンをすることが強く勧められます。
 ニューモバックスもプレベアーもそれぞれに特徴があり、理想的には両方を済ませておくことが大事です。

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