あめのもり内科

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2021.03.03

子宮頸がんは、ほとんどはHPVというウイルスによって引き起こされる疾患です。一番罹患率が高いのは30代です。現代では30歳過ぎで初産を迎えることが平均となっているので、この病気にかかると困ったことになります。幸いなことにワクチンがあり、これを正しく接種していればほぼ防ぐことができます。日本ではこのワクチンに対する誤った報道がなされたために、定期接種でありながらほとんど接種できていません。これから啓蒙活動が進んで接種が増えた場合は、現在の若い日本人女性たちだけが癌に苦しむ年代になります。それでは副作用と報道された内容な何だったのでしょうか。ここには心理的社会的生理的な拒否反応が強く関与しており、この有害事象をワクチンのせいにしている限り本人の症状は消えにくいという内容で医学的な説明を聞きました。実はワクチンの副作用で重篤なものはほぼないようです。ちなみに男性も若いうちにワクチンを打つべきだということです。外国では当たり前に行われている国もあり、理論的にもその通りです。
今回のワクチンに関して言えば、マスコミが面白おかしく犯した罪は限りなく深そうです。

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