あめのもり内科

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雨森 明

雨森 明

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院長インタビュー

先生の専門を教えてください

私の専門は総合診療・総合内科で、地域医療に欠かせない「ジェネラリスト(総合診療医)」として、患者様の持つ様々な病気について治療し、必要に応じて各専門医療機関へ紹介いたします。初診の方やかかりつけの方を問わず、ご自身の病気についてどの科にかかればよいかわからない方、複数の病態を持つ方はお気軽にご相談ください。

ただ、初めからジェネラリストだったわけではなく、大学病院にいる時には救命医療や集中医療を後進に指導していました。その時の経験は今の診療に活かされていて、内科、外科ともに携わってきたので、外科の治療はできませんが、「外科のドクターが考えていること」は、他の内科のドクターよりもわかる自信があります。

大学病院を退職した後、海外へ行かれていますよね?
大学病院を退職した後、海外へ行かれていますよね?

はい、フィリピン・ベトナムの国際医療機関で5年間、総合医療を行っていました。海外で医療をやって感じたことは、「地域医療で一番求められるのはジェネラリスト」ということ。医療の進歩はすごく速いので、その時は最先端の医療をやっているつもりでも、いつの間にか自分の技術はどうしても陳腐化してしまいます。私も以前は内視鏡専門医の資格を持っていたのですが、ジェネラリストの重要性を知った後には、もういいや、と(笑)。海外に行ったことは、こうして日本の医療を客観的に見る良いきっかけでもありました。

診察の時に心がけていることは?

患者様のお話を否定しないこと。私は「みんなのことを尊敬してしまう性格」なのですが、初めてお会いした方でも、否定しないでお話をおうかがいすると、すごく面白いです。患者様の中には、専門家の目からは見当外れなことを言っておられたり、最初から「私はこういう病気なのです」と結論づけてご来院されたりする方もおられますが、それでも私は否定しません。ドクターによっては、患者様が「私は風邪です」と言ったりすると、「それは私が決めます」と反発されたりする方もおられるようですが、私はそんなことは言いません。むしろ、その患者様が「自分は風邪」と決めつける理由はどこにあるのかを探ろうとします。

でも、別にこれは「心がけている」ということではなく、自然とそうなっているという感じですね。

普段の診療の雰囲気は?
普段の診療の雰囲気は?

まわりのスタッフに言われて気づいたのですが、どうやら私は「全然怒らない」みたいです。別に、怒らないようにしているわけではないのですが。でも、誰かのことを否定してかかると、腹が立つこともあるでしょうが、私にはそうではないので怒る必要がないのです。何か立派な志を持って「怒らないようにしよう」としているわけではないのです(笑)。

今後、あめのもり内科をどんな場所にしていきたいですか?

診療を行う側、受ける側の両方が気持ち良く過ごせる場所にしたいです。自分にとって気持ち良い場所なら、きっと患者様にとっても気持ちの良い場所になるはずだと思うからです。

あと、患者様にとって「嘘のない場所」でありたいですね。私は患者様に嘘は言いません。ご自身の病気のことをすごく心配して来られても、根拠のない「大丈夫」は言いません。「○○だから大丈夫」と、エビデンス(根拠)を示すようにしています。

略歴

カナダ生まれ大阪千里育ち、1989年、関西医科大学卒業。
東京の大学病院にて消化器内科専門医、消化器内視鏡専門医取得。
主に同大学病院救命センターで、一般外科、循環器内科その他複数科の研 修を受けつつ、救急医療、集中治療の指導医として従事。
退職後、5年間 にわたってフィリピンやベトナムの国際医療機関で各国医師たちと総合医療を行う。
2006年よりあめのもり内科院長。

所属学会・認定医等

医学博士
日本内科学会認定総合内科専門医
米国内科学会会員

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