逆流性食道炎とは、一義的に、は胃液が食道に上がってくることにより、食道の粘膜がやけてしまう病態と考えられていました。実際には、食道粘膜の肉眼的病変と症状には乖離があることがわかってきました。つまり、粘膜は正常にもかかわらず症状が強い場合もあり、逆もしかりです。粘膜病変がない逆流性食道炎、軽い食道炎、病変の変化が肉眼的に強い食道炎がありますが、それぞれは移行する病態ではないらしいです。それぞれについて、適正な治療法があるのかもしれません。一律に胃酸抑制薬だけでコントロールできるほど単純ではないらしいことがわかってきました。そんな勉強をしてきました。
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2019.08.02