本日夜はNHKの英雄たちの選択を見ました。歴史は人間が営んできた事実です。歴史を、単なる事実、すなわち「あったこと」として覚えるだけでは面白くありません。人の歴史は人が能動的に作ったものですから、人の心理から歴史を考察すればその流れが理解できます。歴史は過去を知ることだけではなく、過去から学んだ人間の心理行動パターンを現在の事象に当てはめれば、そこから未来を知ることにもなるわけです。歴史をvividに解説してみせるのがこの番組だと思います。
承久の乱は、この前後で日本を支配する勢力を塗り替えるとても大きな事件でした。それまでは格下であった武士が「Yes, we can」と自信を得た、権威をもっていた旧勢力が「権威の源泉」を再考せざるを得なくなった。時代の価値観が大きく変わった事件でした。
その内容についていろいろと調べて、ある程度の合点が得られた後にもう一度on demandで見ようと思います。
blog承久の乱 1221年
2019.10.09