こういうタイトルの勉強会ではありませんでしたが、内容はこんな勉強会でした。
器具を使って、口の周囲の筋肉を鍛えると嚥下がうまくいくようになるので、誤嚥を起こしやすい人にはとても良い効果が得られるという勉強でした。それだけではなく、なんと認知機能が上がるとか表情がよくなるとか、マヒした手足が動くようになるとか、まるで「ためしてガッテン」のような話でした。「ためしてガッテン」は時に前のめりでうそっぽい内容も多いのですが、本当にうそっぽく信じられないような効果が得られるという勉強をしてきました。
一人暮らしの高齢者は、心理的にも肉体的にも衰えが早く、簡単にいうとすぐに寝たきりになったり認知症になったりしがちです。デイケアなどに行くととても良い効果がいろいろとえられるのですが、ひょっとすると集団で食べたり飲んだりしゃべったり歌ったりすることで、口周囲の表情筋が鍛えられての効果もあるかもしれません。表情筋を鍛えると高次な脳機能も上がってゆくようです。今まで思いもつかず、びっくりしました。なるほどでした。
blog口周囲筋のリハビリ
2019.10.26