運転事故を起こし、のちにてんかんと診断された症例について発表がありました。診断がついたおかげで、一人の人が刑務所に行かずに済んだのですが、このような人のてんかんを見逃さないようにしなければなりません。老人は効率にてんかんを起こし、70%が側頭葉てんかんだそうです。患者数は多いのですが、少量の薬を試しながら漸増して治療すればよく聞くとのことです。治療によって二年間発作がなければ、その後の二年も発作は出現しないだろうといえるので、運転免許の許可が下りるそうです。
さて、側頭葉てんかんの症状とはどんなものでしょう。姿勢は保持されたまま、意味のない小さな動作を伴い、目を開けており発作のことを忘れている、というのが典型だそうです。
薬は、最近はフィコンパという薬が出て治療がしやすくなりました。ただし、副作用のことはいつも気を付けておかなければなりません、眠気、イライラ、何よりも皮膚症状が出やすい薬だそうです。
blog高齢者のてんかん
2019.11.27