13日に勉強をしてきました。
現代妊婦の3/4にアレルギーの素因があるとのことで、アレルギーはまさに現代病とも言えます。あまりに清潔な環境で新生児期を過ごしていることにも原因がありそうとのことでした。生後三か月までの間に、皮膚バリア機能を落とさぬように保湿を行って、牛などのいる環境にいれば将来のアレルギー性病変はかなりの割合で抑えられるとのことです。逆に5か月を過ぎれば、いったん定着したアレルギー体質は一生改善しないということでした。様々な観察研究からその真偽を検証し、さらに動物実験を含めた生理学的実験からその裏付けをとったデータを勉強してきました。免疫学の知識のよいおさらいにもなりました。
アレルギー病の一つとしての結膜炎についても勉強してきました。眼科専門ではないのにステロイド点眼薬が処方されることがあるということにはびっくりしました。内科には様々な症例が集まります。やはりり、医師として診れる病態と診れない病態を見極めることは重要です。
さて、今回はアレルギー性結膜炎の治療についても勉強してきました。他科の知識でも基本的なものはなければなりません。