コミュニケーションを取ることが大事であるということを簡単ではありますが脳科学的に説明をしてみたいと思います。
対面で人同士がコミュニケーションをとる場合、脳には大きなストレスがかかります。相手の表情や声のトーン、ジェスチャーなどの情報を処理しながら、相手の気持ちや意図を推測して自分の反応を決める必要があるためです。このような高度な情報処理をするために脳が活発に働きます。
こうした顔の見えるミュニケーションでは脳に大きなストレスがかかります。同時に脳を鍛えることになります。実際、人と会わない生活が続くと、言葉が出にくくなったり、もの忘れが増えるなど、脳の働きが低下します。実は認知症予防に一番良いのは、漢字ドリルでもなく、計算ドリルでもなく、ヒトとのコミュニケーションなのです。カードゲームやマージャン、将棋なども相手の反応を見ながら行うゲームなのでよいコミュニケーションです。
脳科学の研究では、顔を合わせるコミュニケーションは共感や信頼関係の形成につながることが明らかになっています。一方でコンピューターゲームやオンラインなどの顔が見えないコミュニケーションでは、無意識での感情を共有しにくいので、脳を鍛える効果は小さいとされています。
理屈っぽく述べましたが、何を言いたかったというと、結局は顔の見えるコミュニケーションが人の健康に大事だということです。
お年寄りが元気に活躍しているということは、これから年を取る若い人の励みになり、ひいては社会の安定化につながります。
blog高齢者におけるコミュニケーション
2025.07.01