あめのもり内科

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  • AIを使って、学生のように医学の勉強

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2026.03.21

私は今、gemini, chatGTP, Gensparkと三つのAIに課金して、勉強したり診療に役立つソフトを作ったりしています。

例えば、院内でオーダーした血液データは、結果がCSVで返ってくるのでそのままAIを利用して作った自作の臨床支援ソフトに入れれば、血液データ項目ごとの経時的なグラフを書かせたりできます。他院でのデータは紙ベースになるので、それはスキャナーに読ませてJPG変換し、OCRでテキスト化しています。AIでの文字判断は揺らぎが多いので、医療機関ごとに違う表現の数値データを読み込ませると誤読が増えて使えないデータとなってしまいます。日本語は半角だったり全角だったり、漢字やローマ字カタカナなどもあって、数値の標準化がひじょうにむずかしいのです。一つ一つの数値については、辞書に当たるものを作りその内容と照合することによって、一つ一つばらばらの数値の標準化をはかっています。そのようにして標準化されたデータをchatGTPのAI読み取り機能を使って、院内・院外オーダーのデータを患者の属性を付き合わせながら、当院での患者IDをつけなおして計時列でデータベース化しています。それでも合わない部分は、不整合の部分をAIに抽出させて手入力でデータを置換して整合性を合わせています。そうすれば、一人一人の患者の血液データを数値ごとにグラフ化して経過を追いかけることができます。形になるソフトを作るのに苦労しました。このソフトをgoogleでクラウド管理すれば、いつでもどこでもPCに寄らずアクセス編集できます。しかもソフトはそう簡単には壊れません。私はプログラミングの知識のないPC素人ですが、それでも複数のコンピュータ言語を使ってそんなソフトができるようになりました。今では領収証や明細書などをiPhoneでPDF化写真を撮るだけで、クラウド上の自作ソフトでお金の管理もしています。窓口収入なども自作ソフトで行っています。市販のソフトと違ってよいことは、何と言ってもAIの課金料だけで済むことです。しかも不具合があれば自分で直せるので、自分仕様の効率的なソフトが出来上がってゆきます。まさに育ってゆく感じです。

さて、今までは自慢話のようなものですが、毎月送られてくる学会誌の内容をいつもどうにかできないものかと思っていました。医療は日進月歩ですから、少しボーとしていると時代に置いて行かれます。特別養護老人ホームなどに入所中の人は、外来時代からの投薬内容をそのままに入所してくるのですが、それはそれは古色蒼然たる治療内容だったりします。日々の医療知識のブラッシュアップは独りよがりになってしまうのでなかなか適時にできません。

そこで私は送られてくる医学雑誌を裁断してスキャナに読ませ検索可能なPDF文書にしたり、TEXT化してワードに入れたりしてファイルとして保存します。それをgensparkに読み込ませて、虫食い問題や考察問題を作らせます。ヒトは復習せずに時間がたてば急速に忘れることはわかっているので、忘却曲線に合わせて自動的に間違いやすい問題や、考察が足りない文書回答をした問題などを繰り返し復習することで効率的に記憶にすることができます。間違えたところなどは、AIが考察を加えて出展を明らかにしたファクトチェックを書きます。その場で疑問も答えてくれるのでその場で解決です。なんだか、これからはAIを使えるかどうかで生活の質が違ってくる時代なのでしょうね。暴力的なほどの量の知識を詰め込まなければいけない医学生などは、AIをうまく使えるかどうかで将来も変わってきてしまうようになるでしょう。医者にとってはAIの発達で仕事を奪われる人もいるでしょうが、AIを使いこなすことでより忙しくなる人もいるでしょう。学習は、問題を与えられてこなすよりも、自分が介入して問題を作るほうがやる気が出ます。自分だけで勉強すると多くは知識が偏ったりしますが、AIを使えばそんなこともなく、それなりに楽しく学習できます。

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