あめのもり内科

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2020.07.24

 ヒトは老化するとすべての組織の機能が低下しますが、生活上で大きな問題になる病態に骨粗しょう症があります。現在、骨粗しょう症の理論的治療法として、破骨細胞を抑える方法と造骨細胞を刺激する方法があり、それぞれの役割を担う薬が数多く出ています。また、薬の効く骨にも種類があります。ひとくくりに骨そしょ相といっても、実は薬を利かす病態にもいくつか種類があります。また、骨粗しょう症の検査をどのように行うか、検査の組み合わせと臨床症状をどのように考えるかにもいろいろとやり方があります。そもそも、骨粗しょう症は骨だけの病気ではなく、動脈硬化などにも深く関係する全身病の一症状とも考えるべきです。
 そんな簡単ではない病態をどのように捉え、どのように治療してゆくかについて勉強しました。何度勉強しても新しい知見が出てきます。自信をもって臨床場面で治療を行うには、病態への深い理解が不可欠です。

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