あめのもり内科

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2021.04.28

便秘は決して簡単に考えてよい病態ではありません。普通に社会生活を行える人でも、便秘は生活の質をかなり落とす病態であることは理解できると思います。ましてや、ご高齢の人にとっては便秘は問題となります。介護施設などでは、本人のみならず介護者にも大きな問題です。
かつては便を柔らかくする酸化マグネシウムと排便を促進するアントラキノン系薬剤(センナ、プルゼニド、大黄、センノシド等)ばかりが使われていました。前者は高マグネシウム血症、後者は効かなくなったり場合によっては巨大結腸症などの副作用が現れることがあります。現代では、後者に対しては頓服処方にとどめるような勧告が学会より出ています。
ここ数年で、便秘に対して新しい薬が次々に出てきました。それぞれ特徴がありますが、高齢者などにも使いやすい薬について、その作用機序や実際での使い方などについて勉強しました。

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