お知らせ

心疾患における、抗凝固療法と抗血小板療法

2019.09.27

 心臓細動には抗凝固剤としてDOACと総称される薬を使うのが常識となっています。なぜなら心房細動では心臓内に血栓ができ、脳に飛んで行ったときに大きな脳梗塞を作る可能性があるからです。また、狭心症などの冠動脈の硬化性病変があり、ステント治療を施した場合は抗血小板剤を使うのが常識となっています。特に、ステントを入れたばかりの時には血小板薬を二剤使うことがよいとされています。それでは、心房細動に冠動脈硬化症病変を合併するときはどうするか。結論は、なるたけ早期に抗血小板薬を減らし、抗凝固薬だけにしたほうが良いとのことです。血液の凝固を妨げる薬をたくさん使えば、当然ながら出血が増えます。薬を使うことの良い点と悪い点を比べて詳しく検討したところ、そのような結論となりました。そんな勉強をしてきました。

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