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- 健康診断に引っかかった方へ
patient「要再検査」という結果が出た…
会社や病院などで受診した健康診断。その結果が届いて中を見ると、「要再検査」という文字があった。そんな時、あなたはどうしていますか?
基本的に、再検査は義務ではありません。「時間がないから」「面倒だから」「病気が見つかるのが怖い」といったお気持ちはよくわかります。
しかしながら、その結果が出たということは「体を健康にするチャンス」ということです。この機会に、しっかり自分の体を見つめ、メンテナンスしてあげることによって、より健康になりましょう。
健康診断の結果の見方
健康診断の結果には、いくつかの言葉が書かれています。「よくわからないから、まぁいいか」ではなく、しっかりと見直して状況に応じて再検査などを受けるようにしましょう。
「異常なし」が一番ホッとする言葉ですが、それ以外はどういう意味なのかをお伝えしたいと思います。
「要経過観察」
いますぐ精密検査や治療などを受ける必要はありません。ただし、注意が必要です。
生活習慣の改善などを行い、次回の健康診断の結果を比較して良い状態になるよう心がけましょう。
「要再検査」
健康診断を受けたところか、「かかりつけ医」にて検査を受けましょう。放っておくことは避けるべきです。
「要精密検査」
詳しく検査をする必要があります。できるだけ早めに時間を確保して、受診しましょう。
「要治療」
すぐにでも治療しなければならない状態です。結果をもらったその日、もしくは翌日にでも受診をして、早めに対処することが重要です。
当院では、「健康診断に引っかかったけれど、何がどうおかしいのかわからない」と言った方にも、検査結果をもとに丁寧な説明をさせていただきます。
一番よくないことは、「わからないから放っておく」です。「異常なし」以外は体に何かしらの変調をきたしているというイメージで、健康な体づくりを心がけましょう。
patient健康診断で指摘されやすいところとは
健康診断では、次のような項目で異常を指摘されることが多々あります。ここでは、異常を指摘されやすい項目の一部をご紹介します。
血糖値(血糖、ヘモグロビン)
血糖値が高い場合、糖尿病(予備群含む)の可能性があります。予備群であれば、生活習慣の改善や運動を心がけることで改善が望めますが、実際に「糖尿病」になってしまっている場合は状況が違います。
健康診断の結果を持って、「かかりつけ医」に相談しましょう。
血圧
血圧は、最大血圧が135以上、最小血圧が85以上の場合には高血圧と診断されます。高血圧は動脈硬化をきっかけとして様々な病気を引き起こす原因となりますので、早め早めの対処が必要です。
初期症状などがわかりにくいですから、健康診断などで得た数値はとても重要なものとなります。
このほかにも、健診結果には様々な項目と数値があります。あまりの数の多さやわかりにくさに、途中で見るのをやめてしまうことがあるかもしれません。
お気持ちはとてもわかりますが、せっかくの自分の体と向き合うチャンスですから、しっかりと治せるものは治していきましょう。