あめのもり内科

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2021.02.03

現在では、老化による骨折はうまく予防できる時代になりました。残念ながら医療従事者でもこの事実を知らない人が多いのです。骨粗鬆症とならないために若い時から運動をして骨を鍛え、骨粗鬆症の健診を受けることが大事です。
さて、では治療はどうするのでしょうか。従来はビスホスネート製剤をはじめから使っていましたが、現在では、基本は骨を作る働きをしっかりさせておいて、それからあとでビスホスネート製剤のような骨破壊を抑える薬を使うのがよいといわれています。ビスホスネート製剤は重篤な歯科的副作用をきたすことがあり、4年以上投与した人で歯の治療を必要とする場合は2カ月間休薬する必要があります。どうもビスホス製剤の重要性は薄れてきているようです。
それでは骨形成を促す薬の使い分けはどうするのでしょうか。いつまで使えばよいのでしょうか。使い切った後にはどのように地固め療法をすればよいのでしょうか。背骨の骨折や大腿骨折が起こった場合にどの薬を使い始めて、どのように経過を観察してゆけばよいのでしょうか。そんな勉強をしました。
医療はどんどん発展しています。

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