連休中はプチ家族旅行で長崎に行ってきました。
　端島（軍艦島）に上陸し、博物館にも行きました。端島に住んでいた人から現地で説明を受け、博物館ではVRを利用した展示に触れて端島の事を知ることができました。戦後の昭和ころには、島民はある意味コンパクトシティでそれなりに理想チックな生活を享受できたようです。もちろん労働は過酷ですが非人道的であるわけもなく、小さな町で完結できる生活があり収入もよかったとのことです。なんとテレビの普及率も100％で、お互いが隣り通しで危険な仕事に従事する仲間通し、犯罪もほぼなかったようです。小さな島ですが長く日本の石炭産業、ひいては日本の製鉄業を支えた島でした。廃墟ばかりに目が行って、本来の存在の重さに気がついていませんでした。端島の事なら聞いてくださいと言えるほど知識を蓄えたいと思います。
　出島にもゆきました。隠れキリシタンの事も触れることができました。上記と同様に、一方的な情報だけではなく多方面からの情報を調べて、これらの事は私に聞いてくださいと言えるほどになりたいと思います。当時の世界情勢まで範囲を広げてゆきたいと思います。
　歴史を知ることは未来を知る方法でもあります。人の考えが行動を起こし歴史となるので、過去を知ればこれからの人間の行動を知ることにもなるわけです。遺跡を訪ねるのは面白いものです。