日本人の半分は癌になり、日本人の三分の一は癌が原因でなくなるといわれています。高齢になるにつて、がんに罹患する率も増えます。細胞が年を取り傷んでくるので、細胞がおかしくなり、すなわち癌細胞が生まれてくるということです。それでも、現代はさまざまながん治療薬が出現し、担癌患者でもだんだんと寿命が延びてきました。癌の新しい治療薬の多くはさまざまな理由から心毒性を持つものがあります。癌の治療がうまくいったように見えても、油断をすると心臓の疾患で体がもたなくなることもあり得ます。ここで、新しい循環器の分野が必要になったというわけです。
なぜ、抗腫瘍薬が心毒性を持つのか、様々な薬がありますが、その作用と副作用について勉強したいと思っています。
blog腫瘍循環器
2019.05.19