日本では毎年3000人弱が子宮頸癌で亡くなるそうです。原因はHPVといわれるウイルス感染症で、性交渉を持った女性は一生に一度は感染するとのことです。その一部の人が癌になるわけです。
感染症に基づく病態は、良いワクチンがあれば防ぐことができます。このワクチンは非常に効果が高いことが判明しており、日本以外では女性のほぼ100%が接種している国もあります。何と日本では1%以下です。日本は、防げる癌の治療を行わず、いたずらに罹患者数を増やしているとWHOからも非難されているそうです。日本以外の国では、日本で報道されたような副反応は報告されていません。それどころか、報道された副反応は医学的に否定されています。
20年後には、日本は世界とは7倍以上乖離して子宮頸癌が増えることになります。母になって一番重要な時期の人たちが癌に苦しむことになるわけです。苦しんだ世代を横目で見て、新しい世代の人たちはいずれワクチンを打つようになるのでしょう。
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2020.03.03