当院では発熱外来をしているのですが、６がつ中旬までは、発熱で来院した人は一日当たり２人から４人ほどいたのですがコロナウイルスの陽性率はほぼゼロでした。sそれが突然コロナ陽性率が６月末に上がり始め、７月第二週より発熱外来にくる患者数も増え、コロナ陽性率も増えています。爆発的な増加です。
　多くが働き盛りの４０歳台で、十代の感染者も多い印象です。一方、７５歳以上の後期高齢者はほとんどいません。症状は、熱の出るちょっと悪めの風邪、という程度で終始する方がほとんどです。咳や咽頭痛の強いことが多く、数日間は日常生活がしにくいくらいになりますが、そのうち跡形もなく治ります。
　中には全身倦怠感が数か月から数年単位で残ることもあるそうで、認知症のように物覚えが悪くなったりすることもあるようです。おそらくは長い年月をかけて治ってゆくのでしょうが決して侮れません。