あめのもり内科

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2019.02.27

芽胞形成性の偏性嫌気性グラム陽性桿菌(変わっていますね)で、抗菌薬使用が病態発生に一番かかわる要因であると考えられている再発率の高い感染症です。もちろん年齢がその次のリスクファクターです。環境変化に強い”芽胞”を形成することが再発率の高い理由です。いったん発症すると根治に難渋することがあります。
治療には古典的にバンコマイシンがありますが、最近になって新しくフィダキソマイシンがという抗生物質が登場しました。抗菌スペクトラムが狭いという、従来ではデメリットといわれていた特色がメリットの抗生物質です。この薬はC.difficileのRNAポリメラーゼを阻害するそうです。面白い薬です。
抗菌薬の使い方について、過去の体験を思い出しながら考えさせられる勉強をしました。

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