てんかんを持っている人は、うつや統合失調症、発達障害などの精神疾患を高率に併発していることが知られています。脳の不具合がてんかんを起こし、同時に精神疾患の原因となるということもありますし、てんかんの治療薬が精神疾患を起こす、または悪くするということもあります。てんかんの治療薬が他の薬との相互作用を起こすこともあります。ひとつの病気が、精神的な負担となって他の病気を引き起こす場合もあります。病気同士の関係性もあり得るわけです。医者はそんなことを考えながら治療してゆかなければいけません。薬に関して言えば、効果がありながら他の薬との相互作用が少ない都合の良い薬もでてきました。いつの時代も、完全はあり得ませんが、治療法をうまく考えてゆけば昔よりずっと良い治療ができるようになってきました。webを使って、そんな学習もしました。
blogてんかんと精神疾患
2019.08.13