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    症状のない心房細動はカテーテル治療すべき・・・

症状のない心房細動はカテーテル治療すべきか

2021.10.30

心房細動とは不整脈の一種で、この不整脈が出た時には心臓のポンプ機能が少し弱まります。この不整脈では心臓の中に凝血塊ができることがあり、この凝血塊が血流にのって脳の血管を詰めてしまうことがあります。今ではDOACというクラスに分類される薬を使うことで脳梗塞をかなり防ぐことができるようになりました。世の中には、自分が心房細動を持っている、あるいは時々発症することを知らずに過ごすことで脳梗塞を起こす人がいます。無症候性の心房細動があるということです

さて、無症候性の心房細動は治療すべきなのでしょうか。心房細動を患う方はほとんどが高齢者です。高齢者にカテーテル治療を行えば当然ながら合併症も多く起こります。中には死に至ることもあるのです。また、心房細動の検査や治療費は医療経済を圧迫します。これらの具体的に数字でしめし、やはり無症候性の心房細動はカテーテル治療の対象とならないのではないかという勉強をしました。

一方、心房細動は上述のように脳梗塞の原因になるし、長く心房細動状態にあれば心房が拡大するために僧帽弁の閉鎖が十分でなくなり心不全に至ります。長期持続型心房細動の一番の死亡原因は心不全なのです。脳梗塞は生存の質をかなり落とし、結局医療費や介護費は高くかかります。心房細動はやはり積極的にカテーテル治療を行うべきです。ということを具体的に数字で示し、やはり無症候性の心房細動でもカテーテル治療の対象となるのではないかという勉強もしました。

結局、心房細動になってから時間があまりたっていない、心房が拡大していない、活動性の高い人については無症候性でも治療をしたほうが良いのでしょう。症候性の心房細動は支障がなければカテーテル治療の対象になります。どのようなケースではどのような治療を選択すべきか、治療の進歩や高齢化の進行とともに様々な検討がなされています。

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