糖尿病の治療薬としてSGLT2阻害薬があります。尿中に糖を逃して血糖を下げる薬です。現在日本では5種類ほど上梓されていますが、そのうちの一つが慢性腎不全の治療薬としての適応を持っています。どのような機序で慢性腎不全に効くのかについて勉強しました。腎臓の構造からや生理学的な働きからその理由の説明がありました。またどのように聞いてゆくのかについてもお話がありました。
つい最近までは、慢性腎不全に対しては積極的な治療法はありませんでしたが、この薬は糖尿病性腎不全だけではなく腎硬化症、IgA腎症に基づく腎不全などにも効果が高そうだとのことでした。
blog腎不全の治療薬としてのSGLT2阻害薬
2022.06.08