21日は、奈良法隆寺で行われたオペラを観にいってきました。オペラに特別に興味があるわけではないのですが、関係者から観にいったらといわれたので、生涯三度目のオペラ鑑賞です。題目はトロヴァトーレ《吟遊詩人》 -炎の復讐- で200人にも及ぶ日本とイタリアの歌手、オーケストラ、演出家や舞台関係者がかかわっています。事前に話の内容につきレクチャー(?)を受けていたので、何となくどこの辺を演じているのがあたりが付きました。
世界遺産の講堂の前のとても広い舞台で演じるオペラで観客席と部隊の間にはオーケストラが演奏します。快晴から日が暮れてゆく間のオペラは雰囲気抜群です。夜になると夜になったで、寺がライトアップされ講堂奥の薬師如来も幻想的です。
今回は、舞台もさることながら、練習段階からの裏方と出演者のドタバタの舞台裏の話も聞いていたので、それも想像できて楽しめました。
追伸 今になって(22日になって)あらすじその他諸関係について調べて知識を整理しています。歴史的な背景もあって、きっとよく知れば知るほど、同じオペラを見れば見るほど、音楽を知っていれば知っているほど楽しめるのだと思います。