6月4日は市運営の休日診療所に勤務してきました。朝10時から夕方5時までの勤務です。実際には30分を超える残業になりました。
朝から感冒様症状、咽頭痛、発熱の患者が切れ目なく殺到しとても忙しい一日でした。検査をした中では、インフルエンザはいませんでしたがコロナ患者が多くいました。おそらく検査をしなかった患者の中にも、相当数でコロナ患者はいたと思います。
数日間の経過で高熱となり、咽頭痛と全身倦怠感も出ます。印象的には第八波の後半と同じような症状のコロナです。感染力も同じように強いと思われます。老人ホームによっては複数の患者が同人に発生しており、コロナ感染症から肺炎・心不全となって入院した人もいます。もともと抵抗力の少ない人には今でも命に係わる感染症になりえるということです。第八波までは予防注射の効果は絶大でした。おそらく第九波でも予防注射の効果は変わらす大きいと思います。
インフルエンザについては5日の診療ではたまたまいませんでしたが、日常診療ではちらほらと出ています。