あめのもり内科

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2024.01.18

心不全とは文字通り心臓の機能が落ちる病態で、臨床的な状態名です。入院するほどの心不全は、一度起こすと進行してゆくことが分かっています。そのため、心不全になる前の段階から生活習慣病などの病態を改善し、血液検査を行うべきだといわれるようになりました。

具体的には血中BNPやNT-proBNPをはかることです。実際には後者を測ることが多いのですが、高齢者や腎機能障害のある症例、心房細動症例などでは特に高値になりやすいので、数値がすなわち心不全の悪さを表しているわけではなく、その値の解釈には注意が必要です。心不全の注意喚起のツールとして利用するということです。

心不全にも大きく分けると、心臓の収縮力の不足しているタイプと心臓が十分広がりにくいタイプ、その混合型があります。血圧や血糖、肥満など多くの因子によって病態が就職されてゆきます。それでは具体的にはどのような薬を各病態の最大公約数的に使えばよいのでしょうか。今回はそのような勉強をしました。

いくつかやり方があるわけですが、薬としてはARNIというカテゴリーに分類される薬をうまく使えって心不全の予防をし、治療をするという勉強をしました。その理由と結果についても細かく勉強しました。

 

 

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